SSブログ

日本航空 韓国線 機内食図鑑 [旅]

週末にAA(提携のJAL利用)とJALのマイレージ特典航空券を利用して韓国に行ってきました。

JAL羽田=金浦線機内食です。
現在”食楽空弁”というスタイルでの提供で、10日毎に内容が変わるそうです。

東京/羽田(HND)-ソウル/金浦(GMP) JL091 Yクラス

JL091機内食1.JPG

JL091機内食2.JPG

二色丼御膳シリーズ
海老ちらし寿司 かつお飯

色も鮮やかな海老のちらし寿司と、旨みが凝縮されたかつおフレークをふんだんに使った御飯。
生姜のさっぱり感もアクセントに。

海老ちらし寿司
かつお飯
春雨サラダ
煮物(蓮根、里芋、椎茸)

ソウル/金浦(GMP)-東京/羽田(HND) JL092 Yクラス

JL092機内食1.JPG

JL092機内食2.JPG

行楽弁当シリーズ 新緑

いかやあさりに加え、大ぶりの筍や椎茸の食感が楽しめる旨煮を主菜に、青菜御飯、鮭御飯と、
山海の味が詰まったお弁当です。

鮭御飯
青菜御飯
いかとあさりと野菜の旨煮餡かけ
ごぼうサラダ
漬物
鶏の西京焼

なかなか工夫されていて楽しい感じですし、味もなかなかです。
韓国のような短距離線ではボリュームもちょうど良いですね。
それに現地では美味しいものをたくさん食べますし・・・。

機材は往復とも退役が決定している747-400で2階席利用。
2階席は静かですし、窓際に荷物入れがあったり、階段はあるものの前方で乗降しやすいなど
オススメです。

JL747A.JPG

JL747B.JPG
nice!(2) 
共通テーマ:旅行

グルメトロッコ列車 奥出雲おろち号 [旅]

鳥取に泊まった翌日は特急スーパーまつかぜ号で木次線というローカル線に乗るため、まずは宍道
湖に近い宍道という駅へ。今回乗る数少ない特急ですがさすがにスケジュールの都合と、特急料金
が特例で安くなる区間ということで特急に魂を売ってしまいます。その代わり貧弱な線路の上を容赦
なく走ってくれるので時間短縮効果は絶大。(普通列車に乗ることが多いのでそう感じるはずという声
もありますが・・・)

3日目 鳥取→(特急スーパーまつかぜ号)→宍道→(木次線)→木次→(木次線トロッコ列車奥出
雲おろち号)→備後落合→(芸備線)→三次→(芸備線)→甲立→毛利元就史跡→吉田口→(芸備
線)→広島→(バス)→広島空港→羽田空港

鳥取駅では有名駅弁の「元祖かに寿司」を買い込みます。

鳥取かに寿司

宍道駅で木次線の普通列車に乗り換え奥出雲おろち号に乗るため木次駅に向かいます。今回寄っ
た場所も初めてのところはほとんど無く、数回目が多いですがこの列車に乗るのもたぶん3回目。
でも奥出雲の沿線風景がのどかで気に入っているのと、オープンエアのトロッコ列車は気持ちが良い
ので気に入っています。

ちなみに木次線はかなり昔は広島方面を結ぶ陰陽連絡線の一部として直通の急行が走っていた時
代もありましたが、今は区間によっては1日3往復しかなくかなりのローカル線になっています。実際
に人家が少なく利用者も少ない山間部を走り、広島県の山奥にある備後落合という駅を結びます。

奥出雲おろち号1

奥出雲おろち号2

奥出雲おろち号3

でこの奥出雲おろち号、何がすごいって実は隠れたグルメ列車なのです。
というのも途中で地元の弁当、デザート・・・名産品を次々と車内に売りに来たり、駅のホームで販売
したりしています。駅の停車時間は短いので中には予約をしておくと持ってきてくれるものもありま
す。たぶん全部の食べ物に付き合うのは・・・無理でしょう。

車内で販売していたカスタードプリンと牛乳。地元木次乳業の製品でカスタードプリンは意外とメジャ
ーな品で実際に美味しいです。他にもアイスクリームやヨーグルトなど乳製品を売っていました。
奥出雲おろち号4

こちらは出雲八代駅の「クリーム大福」。電話で予約したら「チョコレートとのミックスも出来ます」との
ことでそれにしてもらいました。冷やして届けてくれたのでアイスクリームではありませんが”雪見だ
いふく”のような感じでモチモチして美味しいです。
奥出雲おろち号5

奥出雲おろち号6

八川という駅では駅前にある八川そばというお店からの出張販売です。こちらも予約しておきました。
沿線の亀嵩という駅は駅舎自体がそば屋になっていて以前に途中下車して出雲の割子そばを食べ
たことがあります。ちなみに亀嵩は松本清張”砂の器”の舞台になった駅です。(数年前のドラマでは
別の駅で撮影をしましたが)
奥出雲おろち号7

この他にも日によって違いますが、地元のもちそばピザ、笹ずし、仁多牛弁当や笹ずし・・・次から次
へと販売しているので食べ物には困りません。

食べ物に夢中になってしまいましたが沿線の風景へ話を戻します。

出雲坂根駅は勾配が急なので三段式スイッチバックになっていて列車が行きつ戻りつ走ります。
駅には延命水という湧き水があって名物になっています。でも車で来る人が多いので最近は駅の外
に水汲み場が。
奥出雲おろち号8

ちょっと見にくいですがスイッチバックの途中で木々の間から下に駅が見えます。
奥出雲おろち号9

途中で”奥出雲おろちループ橋”が見えてきます。木次線沿線の代表的風景ではありますが、皮肉
なことにこの橋の完成で道路がますます便利になってしまいました。
奥出雲おろち号12

奥出雲おろち号10

終点の備後落合駅で芸備線に乗り換えです。備後落合駅は乗換駅ではあるものの山間の寂しい
駅で周囲に人家もほとんどありません。現在は無人駅になってしまい数少ない列車が行ってしまう
と静寂が訪れます。
備後落合駅

実はこの駅には個人的な思い出があります。

大学生のころ学割で買った”出雲・大社ミニ周遊券”というきっぷを持って広島方面から夜この駅に
到着しました。当時インターネットなど無いのと学生で”何とかなるさ”の気軽さで「駅の近くに旅館
があるらしい」の程度の情報で着いたものの、既に旅館は廃業。山奥で途方に暮れたのでした。

駅員さんに相談したところ「泊まるところは無いからタクシーで近くの町まで行った方がいいよ」との
ことでタクシーを呼び運転士さんに泊まれる場所に連れていって欲しいと伝えたところ「う~ん、今日
は消防団の集まりがあるから泊めてくれないかもね・・・。そうだウチに来なさい!ウチはカラオケ道
場というのをやっていてステージもあって広いからそこに泊まるといいさ」ということでタクシーの運転
士さんの家(店?)に泊めてもらったのでした。「カラオケも適当にやっていいから!」ということで友
人と二人カラオケをやり、運転士さんの奥さんがラーメンを作ってくれたりと親切にしてもらったのです。

今思うと田舎に泊まろうを地で行くような話ですが、自分から頼んだわけでもなく田舎の方の親切
に救われた思い出です。
nice!(1) 
共通テーマ:旅行

北近畿から山陰へ [旅]

ゴールデンウィークの連休中に北近畿・中国地方を巡る旅に行ってきました。

飛行機で伊丹空港へ行き、JRなどを使って出石、天橋立、城崎温泉、鳥取砂丘などを巡り出雲か
らローカル線の木次線トロッコ列車「奥出雲おろち号」に乗り、備後落合駅で芸備線に乗り換え広
島へ。最後は広島空港から東京へ戻るルートです。旅費を抑えるため城崎温泉に近い”かばんの
まち豊岡”と鳥取でそれぞれ一人3000円の宿(ビジネスホテル?)に泊まりました。今回は節約
を旨としていろいろ工夫しています。

1日目 羽田空港→伊丹空港→(阪急バス)→宝塚→(福知山線丹波路快速)→篠山口→(特急北
近畿号)→江原→(バス)→出石→豊岡 (豊岡泊)

伊丹空港に到着後阪急バスの路線バスで宝塚駅へ。マイナーなルートですが230円と格安です。た
だしバスは1時間に1本程度で連休のこの日は道路が大混雑!通常30分のところ1時間以上かか
りました。時間に余裕があったのでそのまま乗っていきましたが、急いでいるときはやはり大阪モノレ
ール+阪急ですね。

宝塚駅で広島までの乗車券と一部区間の特急券を購入。なるべく普通列車を利用することにしたの
で特急に乗るのは最小限の区間だけです。宝塚から快速電車に乗り篠山口という駅で特急北近畿
号の自由席に乗り換えて出石へのバスが出る江原駅まで乗車。宝塚からでも同じ特急に乗れるの
ですが、こうすることでぎりぎり100キロに収まり自由席特急券が940円、繁忙期で指定席と自由
席の差が700円あるので単純に宝塚→江原を特急指定席に乗ると2070円と半額以下で済むこと
になります。時間として14分早い電車に乗るだけで到着時間は一緒、繁忙期とはいえ増結している
北近畿号は途中駅からの乗車でも座れるだろうという判断で実際空席はたくさんあり問題なく座れま
した。JRの特急料金は50キロ刻みなのでちょっとした工夫で安くなります。

出石は但馬の小京都といわれ落ち着いた雰囲気の城下町です。

出石1

出石2

辰鼓楼という明治時代になってから建てられた木造の時計台がシンボルですが、出石の名物は皿
そばでそれほど広くない町中に約50軒のそば屋があるそうです。実際歩いていると右を見ても左を
見てもそば屋で完全にそば屋過剰状態です。

山陰出石皿そば

なんとなく出雲の割子そばに似ていますが、1人前は基本的に5皿で好みの薬味を入れて食べ1皿
ずつ追加ができます。箸を立てた高さを食べるとそば通と言われるそうで、あまり量は多くないことか
ら実際に追加して食べる人が多いですね。

この日はバスで豊岡に出てそのまま泊まり。
中途半端な時間にそばを食べたので閉店間際のスーパーで半額のお惣菜を買い込み豪華ディナー
と洒落込んだのでした。

2日目 豊岡→(北近畿タンゴ鉄道)→天橋立→(北近畿タンゴ鉄道)→豊岡→城崎温泉→(山陰本
線普通列車)→鳥取→(バス)→鳥取砂丘→(バス)→鳥取 (鳥取泊)

翌朝は列車で天橋立へ。天橋立は日本三景の一つですが、松島や宮島と比べてちょっと行きにくい
ので訪れる機会が無い人も多いようです。天橋立駅からは船やモーターボートで対岸に行くのが定
番ですが今回はレンタサイクルを使い砂州を走ってケーブルカーに乗り傘松公園へ。

天橋立

股の間から見る”股のぞき”が美しいそうで股のぞき台から景色を見ている人がたくさんいます。
ケーブルカーの隣に同じきっぷで乗れるリフトもあるので帰りはこちらに乗りました。
天橋立駅からまた列車に乗って豊岡乗換で城崎温泉へ向かいましたが、連休らしく天橋立の駐車場
で道路は渋滞していました。こういうときはやっぱり列車の方がラクですね。

城崎温泉ではお昼を食べて外湯へ。城崎温泉は七つの外湯があって外湯めぐりが定番ですがその
うちの一つ、御所の湯に入りました。御所の湯は数年前に新築されて新しくきれいで、城崎温泉の外
湯の中ではそこそこの広さもあります。

城崎温泉

城崎温泉昼食

城崎温泉御所の湯

城崎温泉からは山陰本線のローカル列車で鳥取へ向かいます。途中の餘部鉄橋はコンクリート橋に
架け替え工事中で有名になりすっかり観光地化。鉄橋近くの餘部駅ではたくさん下車する人がいて
工事が始まる前くらいからはツアーなどにも観光スポットとして組み込まれ、中にはローカル列車体
験などと称して餘部鉄橋を渡る列車に乗るものもあります。

山陰本線普通

鳥取到着後は夕暮れ時の鳥取砂丘へ。さすがに砂丘が人でぎっしりということはありませんが、かな
りの人が訪れていました。

鳥取砂丘

この日は鳥取市内の格安宿泊まり。
nice!(0) 
共通テーマ:旅行

シドニー&クライストチャーチ紀行 [旅]

デンパサールの悲劇から一夜明けてガルーダ機でシドニーに無事到着。
シドニーは何度か来たことがあるものの、まずは定番のハーバーブリッジとオペラハウス。
やっぱりシドニーと言えばこれでしょう。サーキュラ・キーからフェリーで対岸へ。シドニーで
はフェリーが発達していて水上バスのように気軽に利用できます。

SYD1

SYD2

SYD4

SYD6

後で観光などで良く行く記念撮影スポットのミセス・マックォリーズポイントへ。
オペラハウスとその向こうにハーバーブリッジが見えていかにも・・・といった感じ。
個人で安く行くにはちょっと不便な場所なのですが、公園の中を歩きながらてくてくと。
ちょっと途中の芝生で昼寝してみたり・・・。

SYD5

シドニーの街角
SYD3

街歩きの途中で訪れたのがリンツ・チョコレート・カフェ。世界で初めて海外出店したの
がオーストラリアなんだそうです。スイスのリンツはチョコレートで有名ですね。

SYD8

当然のことながらチョコレートのメニューがたくさんあるのですが、悩んだ末私はオペラ
を、同行者は名物のワッフルwithアイスクリーム。チョコレートソースをかけて食べます。
オペラは上品な甘さでさすが!でしたよ。もっと食べたい!と思うくらい。

SYD9

SYD10

リンツのお店はカフェだけじゃなくていろいろなチョコレートなどショップも併設しています。

その後は電車とバスを乗り継いでボンダイ・ビーチへ。
シドニーの人たちは街の近くにこんなビーチがあってうらやましいです。

SYD7

シドニーの電車は2階建てが多く大ぶりです。でもシドニーセントラル駅はなんとなく構造
が上野駅みたいだし、それほど違和感はありません。でもオーストラリアの物価が高くな
ったのと日本と同様、空港線は償却のためか割高になっていて更に高く感じます。最近
海外に行って思うのが、特に欧米系の場合日本がデフレのまま長く続いてしまい停滞し
ているので取り残されてしまったなあ・・・ということ。

SYD13

SYD14

ディナーはせっかくなのでオージービーフということでTボーンステーキを。ワインも頼ん
だのですがなかなか良かったです。

SYD11

翌日はニュージーランドのクライストチャーチへ向かいます。飛行機に乗る前に空港で
食べたパニーニとオーストラリアビールのVB。VB(ビクトリア・ビター)はオーストラリア
ではメジャーなビールです。

SYD12

さてクライストチャーチに到着。クライストチャーチの象徴といえばこの大聖堂です。

CHC1

街中をのんびりと名物のトラムが走ります。

CHC2

青いトラムは食事が楽しめるトラムレストラン。

CHC3

あとクライストチャーチ名物がエイボン川のパンティング。日本でも似たようなものがあり
ますよね!?

CHC6

クライストチャーチのディナーはシーフードプラター(盛り合わせ)

CHC11

もちろんデザートも。

CHC12

ガーデンシティで緑溢れるクライストチャーチは、公園もたくさんあります。

CHC4

こんなのも・・・

CHC5

その中でも大きいのはハグレーパーク。

CHC7

CHC8

CHC9

CHC10

シドニーとクライストチャーチ1泊ずつの旅でした。

ところでクライストチャーチの空港で入国する時の会話。
「どのくらい滞在するの?」
「2DAYS(ダイズ)です」
「え、2DAYS(ダイズ)!? なんで(そんなに短いの)?」
「えっと・・・仕事が忙しいんです!」
(中略)
「忙しいなんてそりゃグッド・カンパニーだね。まあ次はゆっくり来てよ!」
ごもっともです・・・。入国管理官殿。
nice!(1) 
共通テーマ:旅行

デンパサールの悲劇 [旅]

デンパサールの空港に到着したのは夜の10時過ぎ。
デンパサールはリゾートで知られるバリ島にある空港で、当然のことながらバリ島でバカンスを・・・
といった人が多いのだが我々は違う。これからオーストラリアのシドニーへ飛行機を乗り継ごうとい
うのである。でもこれが悲劇の幕開けだった。

デンパサールの空港は小さく乗り継ぎのカウンターとセキュリティチェックはすぐに見つかった。
が、誰もいない・・・無人君である。どう見ても少し待てば係員が来て手続きをしてくれるという雰囲
気ではない。近くにいたスタッフに聞いてみると「一旦入国して」と入国審査場の方へ連れて行って
くれる。

さすがインドネシア抜け目無い。というのもインドネシアは日本人でもVISA(査証)が必要でこれは
到着時に簡単に取得できるのだが米ドルで25ドルもするのである。しかも最近まで7日間有効の
VISAが10ドルだったのにこれが廃止されて30日間有効で25ドルに一本化!我々といえば乗り
継ぎで1時間30分ちょっと空港に滞在するだけである。はっきり言ってばかばかしい・・・。

とはいっても相手は国家機関である。ここで入国しなければ飛行機に乗れない。仕方なく日本円
を出してVISAの印紙を買う。本当なら米ドルを持ってきた方がレートも良いのだが仕方ない。時間
も無いのでそのまま入国審査に並んで「乗り継ぎなんだけど」と言うと困ってしまったらしく、いろい
ろ聞きにいったあげく手続きをしてくれることになったのだが、一言「出入国カードは?」

そんなもの書いて無いよ。一応念のため持ってはいたのだが書いてはいない。入国審査官が耳打
ちする。「じゃあチップ頂戴・・・」ああインドネシアだ。ええい大盤振る舞いで1000円払ってやるか
らいいだろう?(→インドネシアではそれなりのお金。米ドル持っていれば・・・はあ~)
そうしたら審査官のおじさん入国カードを書き出した。自分も一生懸命書く。

やっとスタンプが押されて先を急ぐ。「ガルーダのオフィスへ行け!」と言われたがそんなものは無く
その辺の係員に聞いても要領を得ない。時間のロスだと思いチェックインカウンターへ行くことにす
る。税関で「申告書は?」と言われるもなんとなく通れてしまう。さすがインドネシア。

到着ロビーの外に出て暗闇の中をチェックインカウンターを目指す。暇そうにたむろしているオジサン
達に聞くと「あっち」と指差す。インドネシアはチェックインカウンターに行くのにセキュリティチェックを
受けなければならない。面倒だが仕方ない。やっとのことでチェックインの列に並び、その間に空港
使用料用にインドネシアルピアの両替をする。足りないと困るので両替所のおばちゃんに3000円
を差し出し二人分30万ルピア頂戴!と懇願する。空港使用料も最近値上げして15万ルピア(約
1500円)。インドネシアにしては高い買い物だ。VISA代と合わせると約4000円の出費・・・。

でも何とか間に合いそうだ、良かったと思いチェックインカウンターでパスポートとeチケットの控えを
差し出す。悲劇はまだ続いた。どうも乗り継ぎが普通じゃ無いので怪しいと思ったのか、入国審査官
の上役と思われる女史が現れた。この女史がインドネシアらしからぬ厳しさでパスポートをひっくり返
し縫い目まで調べている。他にIDを持っていないかとかクレジットカードをみせろとかどうやら完全に
疑っている様子。海外でパスポートを信用してもらえないと自分を証明する術が無いという当たり前の
ことに改めて気付く。失くしてはいけないので会社のIDも運転免許書も置いてきたので困ってしまっ
たのだが、結果としてはとあるモノを思い出して見せると効果覿面。自分が自分であることが証明さ
れてやっとチェックインをすることが出来て搭乗券が渡された。もうシドニー行の出発まで30分も無い!

カウンターの人も申し訳ないと思ったのか「ついて来い!」とばかりに先導する。エレベーターに乗り
入国審査も別室に入り「ちょっと待って」とスタンプが押され、出国審査をスルーしてやっと搭乗口に。
ああ間に合った!無事にシドニー行のガルーダに間に合ったのである。

インドネシア到着後2時間もたたないうちに我々は濃密な時間を過ごしたデンパサールを飛び立っ
た。VISA代25ドル。空港使用料15万ルピア。自分の信用プライスレス。
nice!(1) 
共通テーマ:旅行

神戸・姫路日帰り紀行 [旅]

神戸空港を利用して神戸と約5年間「平成の大修理」が行われる姫路城を訪れました。

神戸から姫路に向かう途中に明石で途中下車して明石焼きで腹ごしらえ

兵庫明石焼き

たこ飯付です。

姫路城は世界遺産にも登録されている美しい城ですが、敵を迎え撃ち撃退するために様々な工夫が
された難攻不落の城とも言われています。実際には戦に巻き込まれることは無く、明治維新や戦時
中の空襲も生き延びて今もその姿を見せています。姫路の街は無差別爆撃の攻撃を受けたそうです
が、炎上を免れ奇跡的に残ったのだそうです。

兵庫姫路城

平成の大修理を前にツアーなどで大人気でした。

神戸では洋菓子で有名なアンテノール神戸本店へ。アンテノールは東京などにも進出していますが
神戸本店はショップだけでなく喫茶の営業もしています。神戸は「石を投げればケーキ屋やパン屋に
当たる」と言われるくらいの激戦区。ケーキ屋や喫茶店、パン屋が数多くあるのでどこに行くか迷うと
ころです。

兵庫神戸アンテノール店舗

兵庫神戸アンテノール喫茶

頼んだのはケーキの盛り合わせと紅茶。対応も良くなかなかくつろげました。
神戸に行ったのは久しぶりでしたが、おいしいものが多いので機会をみて再訪したいところです。
nice!(2) 
共通テーマ:旅行

五能線冬紀行 [旅]

少し前になりますが、北東北を走る冬の五能線に乗車してきました。

3504084

乗車前に秋田駅の駅ビル内できりたんぽで早めのお昼。時間が無いので駅ビル内のお店に入った
のですが、調理に時間がかかりアツアツのきりたんぽを掻っ込む羽目に・・・。晩酌セットという強制
的にビールが付いてくるお得なセットで、出汁が良く出ていてきりたんぽを堪能。

3504086

乗車するのは五能線のクイーン、リゾートしらかみ号。またまた人気のボックス席を確保しました。

列車のお供駅弁です。大館駅の鶏めしは有名で秋田は比内鶏など鶏肉が名物でもあります。

3504087

3504089

バスケットボールで有名な能代駅名物のフリースローに挑戦。シュートが決まると記念品がも
らえます。今回は見事決まりました。

荒れた日本海が車窓に広がります。夏に乗車した時とはずいぶん違いますね。

3504090

車内でアイスクリームを・・・。このスジャータのアイスクリームは自分が東海道新幹線の車内
販売をしていた時も扱っていましたが美味しいのです。業務用なのか市中では見かけません。

3504091

3504094

3504093

3504092

列車は散策ができるよう海岸に近い千畳敷駅でしばらく停車します。警笛を鳴らしたら列車に
戻ってね、とのこと。寒いですが・・・。

途中の五所川原駅で下車して津軽鉄道に乗り換え。お目当てはストーブ列車です。

3504098

3504096

3504095

3504097

このストーブ列車は津軽の冬の名物で、この日もツアーの団体を含めたくさんの人が乗って
いました。車内ではストーブで焼くスルメなども売っています。客車自体も国鉄で使用してい
た旧型の客車で私が小学生くらいの時は首都圏でも一部こういう客車が走っていて何度も
乗ったことがあります。ドアは自動では手動なのでデッキにいるときは気をつけなくてはいけ
ませんが、そういったところも懐かしいですね。

客車は凍てついていますがこの日は暖かいのだそうです。

最後は青森市内で夕食を食べて青森空港からその日のうちに帰京。青森名物のほたてや
貝焼き味噌も・・・。ご飯やお酒がすすみそうなメニューではありますが。

3504099

最後に青森名物”シャイニー”りんごジュースの自販機。青森空港にもあります。このジュー
スはおすすめなので、青森に行った際はお試しあれ!

3504100
nice!(1) 
共通テーマ:旅行

北海道冬紀行 [旅]

中学生時代からの友人A君から北海道を周遊しようと誘いを受け、列車で一周することにな
った。

<1日目>
JAL521 羽田空港1100→新千歳空港1235
快速エアポート 新千歳空港1249→新札幌1317
特急北斗14号 新札幌1325→函館1647
函館泊

新千歳空港到着後、北海道内のJRが乗り放題になる北海道フリーパスというきっぷを買い、
先に到着しているA君と合流するため快速エアポートに乗る。隣の南千歳駅で乗り換えれば
良いのだが寒いので新札幌駅まで迎えに行く。その時は気付かなかったのだが札幌は大雪
でダイヤが乱れているようだ。

函館行の特急北斗の車内で無事合流。主要都市間の札幌・函館間だが特急で3時間半近く
かかる。飛行機が飛んでいるくらいなので北海道は広いのだ。若干の遅れのまま5時頃には
函館に到着。冬の北海道は夜が早く5時位だと既に暗い。

3504033

A君と函館へ来たのはもう20年以上前。当時は青函連絡船が最後の活躍をしていてその連
絡船でやってきた。船の上から函館山を見たときに”北海道だ!”と初めての北海道に胸躍ら
せたものだ。当時でも北海道へ行く人のほとんどが飛行機を使っていたとはいえ、今のような
豊富な割引運賃は無く高い乗り物だった。お金の無い高校生だったので青春18きっぷで夜
行列車と鈍行列車を乗り継いではるばるやってきたので感動もひとしおだった。

3504034

3504035

そんな思い出のある函館なのだが、もはや中年の世代に差しかかった二人は函館の夜をさま
よう。といってもレンガ倉庫街にある夕食を食べに行っただけだが。回転寿司だけど寿司は旨か
った。

<2日目>
特急スーパー北斗1号 函館704→南千歳950
快速エアポート 南千歳1007→千歳1011
普通 千歳1031→新夕張1148
普通 新夕張1156→夕張1222
普通 夕張1230→追分1333
普通 追分1340→苫小牧1415
普通 苫小牧1433→東室蘭1536
普通 東室蘭1543→室蘭1556
特急すずらん7号 室蘭1642→登別1709
路線バス 登別駅1737→登別温泉1752
登別温泉泊

一夜明け、始発のスーパー北斗で出発する。朝早いが函館駅横の朝市内のお店は店開きして
いるので6時過ぎから朝食が食べられる。朝からいくら丼とイカ刺しを食べてしまう。

3504036

3504037

特急スーパー北斗は雪を巻き上げて函館本線を爆走。先頭車から前が見えるのでちょっと覗い
てみる。北海道の鉄路は独特の雰囲気がある。

3504038

函館本線は特急や本州からの貨物列車が行き交う幹線だが、大沼公園や車窓から見える駒ケ
岳、噴火湾沿いの海がずっと望めるなど意外と好きな路線だ。

長万部駅のホームも雪がうず高く・・・
1両の普通列車は客待ち顔。

3504047

二日目は最終的に登別温泉まで辿り着けば良いが、同行のA君が北海道のローカル線にあま
り乗ったことが無いということなので、乗り放題のフリーきっぷを持っていることもあり夕張駅まで
行ってみることに。

3504048

北海道といえば”サッポロクラシック”ということで駅で買い込み、1両のワンマンカーに乗る。
今日も札幌地区の大雪の影響は出ているようだ。

3504049

途中で食料の調達が難しそうなので駅弁も購入。苫小牧のサーモン寿司は以前から売っている
ベストセラー駅弁。

3504050

3504051

ついでに北海道独特の飲料”ガラナ”も。普通に駅の自販機などで買うことができる。
3504052

寂しい夕張と室蘭に寄って登別温泉へ。登別万世閣というホテルで冬ということもあって宿泊代
金も安く、バイキングの食事も上々で温泉も言うことなしだったのだが中国人と韓国人の団体で
賑やか。日本人の方が少数派という現状に寂しくなる。

<3日目>
路線バス 登別温泉850→登別駅902
特急スーパー北斗1号 登別913→南千歳950
特急スーパーとかち3号 南千歳1047→帯広1253
特急スーパーおおぞら5号 帯広1341→釧路1542
普通 釧路1548→川湯温泉1721
路線バス 川湯温泉駅1725→川湯温泉BT1735

3504056

宿泊した登別万世閣
3504057

3504058

朝、路線バスで出発し昨日も乗車した特急スーパー北斗1号に登別から乗り込む。自由席は
混んでいてこの旅初の立席になる。北海道の冬は閑散期に思われやすいが、こと列車に関し
ては道路が凍結して危ないので冬になると乗客が増えるという北海道ならではの事情がある。

3504059

昨日も降りた南千歳駅で下車。乗り継ぎの帯広行まではちょっと時間があるので駅のそばに
あるアウトレットへ。午前中ということもあって閑散としており冷やかしただけで駅に舞い戻る。
お昼頃帯広に着いて秋にも食べた豚丼の昼食。後続のスーパーおおぞら号で釧路へ。

書くと簡単だが北海道は広く、登別を朝に出て道東の釧路に着くのは特急を使っても夕方に
なってしまう。

釧路からは今日のラストランナー釧網本線のローカル列車。夕闇の釧路湿原を走るが線路上
にエゾシカなどがしばしば現れるらしくホイッスルを鳴らして減速したり、時には急停車したり
と忙しい。

3504060

3504061

すっかり暗くなった川湯温泉駅で路線バスに乗り、今日の宿ホテル御園へ。午後6時頃な
のに温泉街は深夜の表情。

3504067

やはり宿泊代金は安いが夕食は部屋食で温泉は上々と静かな夜は更けていく。

3504068

3504069

<4日目>
路線バス 川湯温泉BT1015→川湯温泉駅1025
普通 川湯温泉1036→止別1136
普通 止別1248→網走1324
特急オホーツク6号 網走1329→旭川1712
路線バス 旭川駅前1845→旭川空港1920
JAL1116 旭川空港2020→羽田空港2210

4日間の国内旅行は久しぶりだが、今日の夜には東京へ戻らなければならない。A君は急に
連休が取れたとのことであと2日周遊するとのこと。

朝、部屋の窓を開けると白い世界が広がっていた。
3504070

川湯温泉駅で網走行の列車を待つ。列車は遅れているようだ。
3504071

道東を走る釧網本線は車窓の景色が良いことではおすすめ路線。釧路側は釧路湿原を走り
網走側はオホーツク海沿いを走る。
3504072

3504075

知床斜里駅を過ぎるとオホーツク海が見えてくる。もう少し経つと流氷が接岸するのだろう。
3504076

途中の止別という駅で途中下車。釧網本線には無人駅になった駅舎を改造して飲食店になってい
る駅が多く、この止別駅は”ラーメンきっさ えきばしゃ”。駅前に郵便局くらいしか無い静かな場所
で駅の中だけが賑わっていた。もっともほとんど車のお客さんで列車から降りたのは私たちだけ。
お店の人は”汽車のお客さん”と聞いて本数が少ない列車の時刻を気にしていた。

ちょうど昼時なので白髪ネギとチャーシューの載った塩味のツーラーメンというのを頼む。ラーメンは
美味しかった。

3504077

3504079

3504078

雪の向こうから列車がやってくる。雪に埋もれたホームは乗降口の部分だけが除雪してある。
3504080

網走駅で特急オホーツク号に乗り換え。特急オホーツク号は新型特急が走る道内では少なくなっ
た旧型の車両で人家のほとんど無い石北本線の山中を走る。

3504081

車内で限定販売のリモーネ・アイスを買う。リモーネとはイタリア語でレモンの意味でその名の通り
レモン味なのだが酸っぱくはなく爽やかでおいしい。同行のA君はすっかり気に入ったらしく、特急
に乗るたび買い求めている。そういえばA君とは同じ会社で車内販売のアルバイトもやっていたの
だ。

3504082

まだ旅を続けるA君と旭川駅で別れ、市内でラーメンを食べて帰ることにする。旭川空港から飛行
機に乗れば1時間50分で羽田空港。すぐに見慣れた現実の世界へ引き戻されてしまう。
nice!(2) 
共通テーマ:旅行

京急羽得2枚きっぷ [旅]

3489719

北海道へ行く際に"JAL×京急 羽田アクセスキャンペーン" で京急が発売している"羽得2枚きっぷ"
を使ってみました。

今までも京急は同様のきっぷをANAや首都圏以外の旅行会社とのタイアッブで発売してきました
が、今回はJALとのタイアッブでJALマイレージバンク会員カードかJALカードを提示すると購入でき
ます。

発売駅は品川駅と羽田空港駅(第1ターミナル)で羽田空港⇔品川(泉岳寺)・横浜間10日間有効
600円。JR九州の2枚きっぷ同様、1人で往復しても2人で片道利用でもOKなので使い勝手は良い
ですね。

しかも品川⇔羽田空港は普通運賃で往復800円→600円とかなりお得です。(羽田空港→横浜は片
道2人940円) 3月末までのキャンペーンとのことですが、モノレール浜松町⇔空港第1ビル往復が
940円であることを考えてもお得です。きっぷは機械発行ではなく最近では珍しい予め印刷されたも
ので自動改札機は通れません。

ちなみにJALのキャンペーンといっても航空券や搭乗券の提示を求められるわけではないので、正
直なところJALに乗らなくても利用できます。地味なキャンペーンですが品川駅で見たところそれな
りに利用者がいるようです。航空券が安くても意外と空港とのアクセス費用は気になるので、なか
なか良い設定と思います。
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

駿河のおいしいものを訪ねて [旅]

駿河のおいしいものを求めて1日普通列車乗り放題2,300円の青春18きっぷを使い
静岡へ行ってきました。

電車を乗り継ぎ最初に降り立ったのが東海道本線の由比駅。夏にも訪れましたが、今
回も桜えびが目的です。由比は桜えび漁で有名なところで春漁・秋漁と年2回漁期があ
るそうですが、今は冷凍技術が進んでいるので一年中食べられます。

3487051

旧東海道を歩き振り返ると富士山&駿河湾という浮世絵のような風景が広がります。

3487052

「くらさわや」という桜えび料理のお店です。

3487053

さてお目当ての桜えびのかき揚げをいただくことにします。

3487054

サクサクして軽い味わいで口の中に桜えびの香りが広がります。
桜えび釜飯のセットを頼んだのでこちらも。桜えび堪能です。

3487055

桜えび釜飯は初めて食べましたがかき揚げとベストマッチです。

桜えびを堪能した後は電車で静岡駅へ移動。
始発電車に乗り換えるため興津という駅でホームに立っていたところ、同じ会社の人に
偶然会ってお互いびっくりするというハプニングが・・・。こちらも同じ会社のメンバー3人
だったので余計にびっくりです。話を聞いてみるとエコパスタジアムで名波浩の引退試
合を見るため電車に揺られてきたのだとか。それにしても静岡県内のローカル駅で会っ
てしまうとは!

静岡駅からは竹千代号という徳川家康の幼少時の名をつけた駿府浪漫バス(市内循環
バス)で駿府城へ。十返舎一九の東海道中膝栗毛に出てくる弥次さん喜多さんの銅像
があります。

3487056

お城の中には徳川家康の銅像と家康お手植えのみかんの木があります。駿府城は大
御所時代の家康が過ごした居城です。みかんの木は紀州徳川藩から献上されたもの
で今でも収穫されるのだそうです。

3487073

3487074

駿府城の後は路線バスで丸子宿にあるとろろ汁の丁子屋へ。「丁子屋」は1596年(慶
長元年)の創業で、広重の絵の題材ともなった江戸時代から続く老舗です。丸子宿は昔
からとろろ汁が有名で東海道中膝栗毛にも夫婦喧嘩に巻き込まれとろろまみれになって
しまう弥次さんと喜多さんの話が出てきます。

3487075

自然薯を白みそでのばしたとろろ汁と麦飯で食が進みます。

3487076

最後は東京行の普通列車を待つ間、静岡名物のおでんまで食べて締めくくったのでした。
nice!(3) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。