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北近畿から山陰へ [旅]

ゴールデンウィークの連休中に北近畿・中国地方を巡る旅に行ってきました。

飛行機で伊丹空港へ行き、JRなどを使って出石、天橋立、城崎温泉、鳥取砂丘などを巡り出雲か
らローカル線の木次線トロッコ列車「奥出雲おろち号」に乗り、備後落合駅で芸備線に乗り換え広
島へ。最後は広島空港から東京へ戻るルートです。旅費を抑えるため城崎温泉に近い”かばんの
まち豊岡”と鳥取でそれぞれ一人3000円の宿(ビジネスホテル?)に泊まりました。今回は節約
を旨としていろいろ工夫しています。

1日目 羽田空港→伊丹空港→(阪急バス)→宝塚→(福知山線丹波路快速)→篠山口→(特急北
近畿号)→江原→(バス)→出石→豊岡 (豊岡泊)

伊丹空港に到着後阪急バスの路線バスで宝塚駅へ。マイナーなルートですが230円と格安です。た
だしバスは1時間に1本程度で連休のこの日は道路が大混雑!通常30分のところ1時間以上かか
りました。時間に余裕があったのでそのまま乗っていきましたが、急いでいるときはやはり大阪モノレ
ール+阪急ですね。

宝塚駅で広島までの乗車券と一部区間の特急券を購入。なるべく普通列車を利用することにしたの
で特急に乗るのは最小限の区間だけです。宝塚から快速電車に乗り篠山口という駅で特急北近畿
号の自由席に乗り換えて出石へのバスが出る江原駅まで乗車。宝塚からでも同じ特急に乗れるの
ですが、こうすることでぎりぎり100キロに収まり自由席特急券が940円、繁忙期で指定席と自由
席の差が700円あるので単純に宝塚→江原を特急指定席に乗ると2070円と半額以下で済むこと
になります。時間として14分早い電車に乗るだけで到着時間は一緒、繁忙期とはいえ増結している
北近畿号は途中駅からの乗車でも座れるだろうという判断で実際空席はたくさんあり問題なく座れま
した。JRの特急料金は50キロ刻みなのでちょっとした工夫で安くなります。

出石は但馬の小京都といわれ落ち着いた雰囲気の城下町です。

出石1

出石2

辰鼓楼という明治時代になってから建てられた木造の時計台がシンボルですが、出石の名物は皿
そばでそれほど広くない町中に約50軒のそば屋があるそうです。実際歩いていると右を見ても左を
見てもそば屋で完全にそば屋過剰状態です。

山陰出石皿そば

なんとなく出雲の割子そばに似ていますが、1人前は基本的に5皿で好みの薬味を入れて食べ1皿
ずつ追加ができます。箸を立てた高さを食べるとそば通と言われるそうで、あまり量は多くないことか
ら実際に追加して食べる人が多いですね。

この日はバスで豊岡に出てそのまま泊まり。
中途半端な時間にそばを食べたので閉店間際のスーパーで半額のお惣菜を買い込み豪華ディナー
と洒落込んだのでした。

2日目 豊岡→(北近畿タンゴ鉄道)→天橋立→(北近畿タンゴ鉄道)→豊岡→城崎温泉→(山陰本
線普通列車)→鳥取→(バス)→鳥取砂丘→(バス)→鳥取 (鳥取泊)

翌朝は列車で天橋立へ。天橋立は日本三景の一つですが、松島や宮島と比べてちょっと行きにくい
ので訪れる機会が無い人も多いようです。天橋立駅からは船やモーターボートで対岸に行くのが定
番ですが今回はレンタサイクルを使い砂州を走ってケーブルカーに乗り傘松公園へ。

天橋立

股の間から見る”股のぞき”が美しいそうで股のぞき台から景色を見ている人がたくさんいます。
ケーブルカーの隣に同じきっぷで乗れるリフトもあるので帰りはこちらに乗りました。
天橋立駅からまた列車に乗って豊岡乗換で城崎温泉へ向かいましたが、連休らしく天橋立の駐車場
で道路は渋滞していました。こういうときはやっぱり列車の方がラクですね。

城崎温泉ではお昼を食べて外湯へ。城崎温泉は七つの外湯があって外湯めぐりが定番ですがその
うちの一つ、御所の湯に入りました。御所の湯は数年前に新築されて新しくきれいで、城崎温泉の外
湯の中ではそこそこの広さもあります。

城崎温泉

城崎温泉昼食

城崎温泉御所の湯

城崎温泉からは山陰本線のローカル列車で鳥取へ向かいます。途中の餘部鉄橋はコンクリート橋に
架け替え工事中で有名になりすっかり観光地化。鉄橋近くの餘部駅ではたくさん下車する人がいて
工事が始まる前くらいからはツアーなどにも観光スポットとして組み込まれ、中にはローカル列車体
験などと称して餘部鉄橋を渡る列車に乗るものもあります。

山陰本線普通

鳥取到着後は夕暮れ時の鳥取砂丘へ。さすがに砂丘が人でぎっしりということはありませんが、かな
りの人が訪れていました。

鳥取砂丘

この日は鳥取市内の格安宿泊まり。
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