鈍行列車で名古屋まで夜行日帰り

何度も登場している青春１８きっぷですが、最後の１日分を使って名古屋まで。
往路は夜行列車を使っての日帰りです。

青春１８きっぷの１日分は午前０時から２４時まで使え午前０時を過ぎた最初の
停車駅まで（東京・大阪付近の電車は終電車まで）使えるのですが、東海道本
線には５１０円の指定席券を買えば青春１８きっぷで乗車できる「快速ムーンラ
イトながら」という夜行列車が走っています。

ただ残念なことに最近のダイヤでは東京駅発２３：１０と早くなってしまい、翌日
使う青春１８きっぷの他、０時を過ぎて最初に停車する小田原までの乗車券（東
京から１，４５０円）を別に買う必要があします。
そうすると割安感が・・・なので手持ちの小田急の株主優待乗車証を使って、新
宿→小田原間をタダで移動し、０時を過ぎた小田原から青春１８きっぷを使って
ムーンライトながら号に乗ることにしました。

これだと名古屋まで２，３００円＋指定席券５１０円で往復できることになり
ます。学生じゃあるまししそこまでするか・・・という気もしますがさてどうなること
やら。

＜新宿から小田急で小田原へ＞
夜の１０時過ぎ新宿から小田急の急行で小田原へ向かう。普通の電車なので
これから名古屋へ向かうという気が「全然」しない。本厚木あたりで人がだいぶ
減り１時間３５分かけて小田原に到着。



＜小田原からムーンライトながら号で名古屋へ＞
深夜の小田原駅前のコンビニで飲み物などを調達し、午前０時過ぎ青春１８き
っぷを使って改札を通る。ホームで待っている人もそれなりにいるが、客層は
学生などの若者だけでなく若い女性から年配の夫婦までいろいろ。最近は外
国人の利用も多いし、コミケなどのイベントに参加する人の御用達列車にもな
っている。



ムーンライトながら号は快速列車だけど特急に使う電車を使っているので比較
的快適。開放感のある夜行バスみたいなものだ。全車指定席なので指定席券
さえ持っていれば座席の心配も無い。ただそのせいでシーズン中はプラチナチ
ケットと化してしまう。今回は１ヵ月前の発売開始と同時に確保をしておいた。

疲れているせいか熱海を過ぎたあたりで寝てしまった。途中長時間停車する浜
松や豊橋で目が覚めたがまあまあ寝られたので大丈夫だ。
明るくなった名古屋駅に６：０６分到着。





↓名古屋駅のきしめんスタンド


＜名古屋から東京へ＞
名古屋から豊橋・浜松・静岡と乗り継いで東京へ。
新幹線だと１時間半位で着いてしまうところを乗車時間だけで５時間半、乗り継ぎ
時間も含めると６時間以上。
何度と無く新幹線に抜かれると少し萎えるが、まどろんだり本や雑誌を読んだりし
ているとそれほど苦にはならない。
静岡からは１９：２９発の東京行。東京へ着くのは２２：４３。この列車は昨夜乗った
ムーンライトながらと同じ車両で普通列車でもリクライニングシート。

考えてみたら列車を選べばずっと座れるし夏なら冷房も入っているし、外を見るな
り寝るなり本を読むなり好きに過ごせるから悪くないかも。