新築のお家訪問

学生時代のアルバイトで同じ職場だった後輩が独立して建築設計事務所をやっている
ので手がけた家を見学してきました。本人は失礼ながら”建築”といった感じがしない小
柄な女性なのですが、結構アクティブにいろいろなことをやっていて仕事も学生時代の
建築の勉強を１級建築士として独立するまでに至った努力家です。

小久保美香建築設計事務所
http://moon-breathe.petit.cc/pineapple1/

自分自身は到底設計とかできないし、仕事も”モノを作る”仕事ではないので単純に感
心してしまいます。と同時に目に見えて家が出来て形に残り人を幸せにできる仕事は
いいなあ・・・と。



こちらはご夫婦の寝室になる部屋で「布団派」「ベッド派」のお二人の意見を聞いた結
果なのだとか。真ん中の蓋を開けるとしたが収納になっていて、手前も引き出しを引く
と収納になっています。敷地があまり広くないこともありちょっとしたところに収納がある
のは便利だと思います。





２階に上がるとリビング＆ダイニング＆キッチンです。
大きな梁が通っていて”木の家”といった感じです。木を活かした家づくりはいくつか
見た中でも彼女の特徴だと思います。他にもあちこちに木がふんだんに使われてい
て落ち着くのはやはり日本人だからでしょうか!?

ちなみにキッチンの感想を聞かれたので「シンクが大きくて使いやすそう」「窓が２箇
所あっていいかも→暗くなりがちなのと風が通らないと暑いので・・・」と思いました。
ちなみにその上にはロフトがあって見学に来ていた子供たちがはしゃいでいました。
確かに子供が喜びそうなスペースです。

それにしても家を完成させるにはいろいろな人が関わっているなあと話を聞いていて
思います。そしてそれをまとめていく指揮者のような仕事も大変だなと。

さて帰りはたまたま母校の高校を通って帰れそうだったので、てくてく歩いて帰りま
した。卒業してほぼ二十年経ちますが学校も駅までの道もあまり変わっていません
でした。そして自分自身は変わったのだろうか、とちょっとセンチに流れた年月を真
面目に考えてみたりもします。



体育の授業でぐるぐると走った川口市青木町公園のコースをみたらちょっと懐かしく
記憶がよみがえってきました・・・。（毎年荒川河川敷で行われる約３５キロの競歩大
会という名のマラソン大会に向け毎回走ったものです）