金八先生の街

東武伊勢崎線の浅草～北千住間にある堀切駅は乗降客が１日３，０００人ちょっとという
都内でも屈指のローカル駅です。そんな堀切駅ですが付近は「３年Ｂ組金八先生」のロケ
地として有名です。何度か降りたことはあるのですが久しぶりに訪問してみました。



駅舎は木造でローカル駅そのものですが、ドラマ中では生徒が受験に向かうシーンなど
幾度と無く登場しました。駅前の歩道橋も良く登場します。しかもこの駅、上下線で改札
が別々で構内を横断する通路が無いため、この歩道橋を渡らないと反対側に行くことが
できません。駅前にはラーメン屋が１軒あるだけです。



駅のそばには足立区立桜中学校としてロケで多く使われた旧第二中学校がありますが
現在は統廃合で廃校となり、跡地は東京未来大学になっています。



駅のすぐそばは荒川の土手でてくてくと歩いていくと「人として」の主題歌と共に外人が
ジョギングしてきそうです。ここから北千住まではさほど遠くありません。（実際にドラマ
でも北千住に続く商店街がよく登場しました）



土手の下から延びる道は誰が呼んだか金八通り。金八先生が歩いてきそうです。



「３年Ｂ組金八先生」は最近まで続く息の長いシリーズですが、水谷豊の「熱中時代」や
山下真司の「スクールウォーズ」など学園ものが好きな身としては、昭和５４年からの第
１シリーズや中島みゆきの「世情」が流れる中、警察に連行されるシーンが登場する第
２シリーズの頃がやはり金八先生の基本です。初期の頃は杉田かおるや鶴見辰吾、三
原じゅん子、田原俊彦、近藤真彦などが生徒役でした。髪をかきあげ「こらぁ～加藤ぉ～
！」という武田鉄矢のモノマネが流行った頃でもあります。