夏の畑⑥野菜のこども

今日は野菜のこどもを紹介します。
まずはピーマンです。



ピーマンは下向き加減に白い花が咲いて実が大きくなっていきます。
あんまり実を大きくすると（特に最初のうちは）疲れてしまうようなので、ほどほど
の大きさで収穫した方が良いようです。小さくても味は立派なピーマンですね！

次はカボチャです。
カボチャは雄花と雌花があって受粉すると実が大きくなり始めます。都会などで
は虫が少ないので人工的に受粉させたりするそうですが、ウチの場合は虫が豊
富にいるので放っておいても大丈夫です。



小さいうちは皮がカボチャらしくありません。大きくなると硬い緑色の皮になります
が、これは種が乾燥しないようにするためとも外敵から守るためとも言われていま
す。野菜だって生き物ですから子孫繁栄に一所懸命な訳ですね。

余談ですが野菜など植物は肥料が多いと生命の危険が無いので、安心してあま
り花や実をつけず、飢餓状態になって自分の命の危険を感じると「早く子孫を残さ
ないと！」と花を咲かせたり実をつけたりすることがあるそうです。子孫を残すとい
うのは生物に組み込まれた本能なんでしょうね。

さて人間は!?平和で飽食だと子孫を残そうと思わなくなったりするのでしょうか。
実際独身の人が増えて少子化が進んでいるのは？もちろんライフスタイルの変化
や労働環境とか経済状態とかいろいろな要素はあったとしても人間だって生きもの
の一種ですからどこかにそんな理由があるのかもしれませんね。